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ネットでペットの里親探し |
| ※中日新聞より抜粋 |
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ネットを利用した犬や猫の「里親探し」が広がっている。空前のペットブームの裏で、無責任な飼い主によるペットの悲劇は後を絶たないが、ネットの普及で里親が見つかる可能性は格段に高まった。消えかねない命を救う「善意のネットリレー」だ。
「柴犬 雄 推定２〜３歳保護日12月27日 とても控えめで、穏やかな性格・・・」
見捨てられた犬や猫の新しい飼い主「里親」を探すボランティア団体「ＣＡＴＮＡＰ小さな命を救うネットワーク」のサイトだ。
愛くるしい写真とともに、「保護状況」「特徴」「性格・くせ」「医療行為の記録」「希望者へのお願い」など詳細な情報が並び、ブログ「預かり日記」では日々の暮らしぶりも紹介し、里親との出会いを待つ。
種類はさまざまで、ミニチュアダックスフントやトイプードルなどの人気種も少なくない。東京・埼玉・千葉の自治体や廃業した動物商から引き取られたものが多く、メンバーが一時預かり、希望者が現れると「お見合い」や「トライアル」を経て、新たな飼い主に引き渡す。
常時、数十匹が掲載され、2007年は二百匹余の犬と三千匹の猫の新しい「家庭」が見つかった。
同様の活動は「カヤ成犬譲渡の会（CAJA）」「PAK保健所の犬・猫を救う会」など多くの団体が展開。「ネットは数多くの出会いをもたらし、そして、助けられる命がある」（CATNAP）と強調する。
里親探しの情報交換サイトも少なくない。「ぺネット」は、オークションによる売買譲渡ではなく、信頼できる飼い主を見つけられるサポート。二年余で約500匹が「転居」した。「いつでも里親募集中」という掲示板サイトには、全国から三千匹近くの募集情報が寄せられている。
一方、自治体も、収容動物の情報提供や、飼い主が現れない犬や猫の引き取り手を募るためネットを活用している。
ペットの購入を考えている人は、一度はネットで里親探しサイトをのぞいてみたい。引き取る際に若干費用がかかる程度だ。成長した犬や猫が多いが、性格がよく分かっているので相性を見極めやすいというメリットもある。
ただ、サイトによっては有料譲渡になるケースもあるので要注意。高齢のペットは医療費がかかりやすいことなどにも留意したい。
飼い主に見放されて殺処分になるのは、年間30万匹といわれる。「二度と悲しい思いをさせず、最後まで面倒を見てほしい」という思いは、ペットを愛する人の共通の願いだ。
■■主な里親関連サイト■■
【CATNAP】：http://catnap.coco.co.jp/
【カヤ成犬譲渡の会】：http://jyoto.jp/
【PAK】：http://homepage3.nifty.com/nazozen/
【ぺネット】：http://www.pe-net.jp/
【いつでも里親募集中】
http://www.satoya-boshu.net/
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